La sorciere 〜健康で豊かな人生を〜

健康に悩みがある方を専門にトレーニングで健康サポートをしています。vivaラボ大阪店・堺店

子どもの孤食問題

 

今日は朝から仕事が詰まっており、お弁当を作る余裕もなく。

 

朝の仕事を終え、近所のお弁当屋さんに立寄りました。

 

そこには小学校3年生くらいの少年がひとり。

 

待っている間中ずーーーーっとスマホをいじっていました。

 

それは別に今のご時世仕方ないというか

 

家庭の方針で持っていると思うので

 

問題はないのですが。

 

そして帰りにお弁当をひとつ受け取り、扉を開け

 

お店の人が礼儀正しくお礼を言っているのに

 

見向きもせず無言・・・

 

そしてスマホから一度も目を離さないまま

 

店から出て扉を閉めたつもりで

 

(本人は見ていないから、数センチ開いてる・・・)

 

スマホから目を離さないまま去っていきました。

 

私は父親に特に厳しく躾けられたことを思い出し、

 

声をかけようかと悩みましたが

 

結局、何も言いませんでした。

 

昔は、悪いことしてもしなくても近所の方や知らない人に

 

声をかけられ(悪い意味ではなく)

 

町で子供を育てる。という感じだったのに

 

今ではそういうことができなくなっている。

 

声をかけられない大人たちも問題だし、

 

声をかけてもらえない子どもたちも

 

可哀想だなと思います。

 

声をかける方は、逆ギレせえへんかなとか

 

注意して気を悪くしたら嫌だな(お互い)

 

思っていた反応が違うかったらどうしよう

 

と少し怯えてるようにも感じます。

 

子供はきっと知らずにやっている

 

または、おしえてもらっていない

 

だと私は思っているので

 

本当に可哀想だと思います。

 

昔は親が厳しかったのに対して

 

今は女性の社会進出から、晩婚→出産年齢の上がる

 

年を取ってからの子供はより可愛く感じ、

 

両親の教養はあるにもかかわらず

 

可愛さ余って過保護(異常に大切にしすぎ?)なように感じます。

 

一方、17歳頃で社会を何も学ばないまま妊娠→出産

 

結果 教えられることがない

 

という二極化なように思います。

 

そして、周り(町の人)は注意せず

 

野放し状態。社会を知らないまま

 

大人になっていくんだろうなーと。

 

大いに誤解を招きそうな発言となってしいましたが

 

これの最たる原因が孤食であると私は思っています。

 

極論かもしれませんが、、、

 

『コショク』は現在主に食育現場で非常に問題になっており

 

孤食(ひとりで食べる)

 

個食(同じ食卓にいながら別のメニューを食べる)、

 

今日お伝えしたい『孤食』は

 

さっきのお弁当屋さんにいた少年のように

 

帰っても誰もおらず、ひとりで食べることを言います。

 

(もしかしたら誰かいるのかもわからないけど

 

日曜日の昼下がり、ひとりで一人分のお弁当を

 

買って行ったのでそのように判断しました。)

 

 食卓というのは、家族で一緒に

 

話しながら囲むものだと食育では教え

ています。

 

大阪体育大学でスポーツ栄養学を専攻、

 

卒業後、NPO法人上級食育指導士の資格を所持しています。)

 

もちろん、それはこの日だけのことだったかもしれないし

 

日曜日でも両親とも仕事でひとりお留守番だったかもしれないので

 

決してそこだけを見て責めているわけではありません。

 

挨拶をしない、スマホから目を離さず、扉をきちんと閉めない

 

そのままスマホを見ながら去っていった歩きスマホ

 

注意できなかった私を含め周りの大人のせいでもありますが

 

家族で最も食事をする機会があれば

 

スマホばかり見てるのを気づけるし

 

挨拶しないことにも気づけるし、

 

やりっぱなしになってることにも

 

今以上に気づけるかもしれません。

 

(気づいてて注意しないならそれは親として職務怠慢)

 

そう思って、声をかけなかったっことを後悔しました。

 

そしてその帰り、電車内で音を消さずにゲームする兄妹。。

 

隣にはお父さん?おじいちゃん?らしき男性が座っていました。

 

可愛さ余って孫に注意できないパターンかなと想像しました。

 

でもさっき声をかけなくて後悔したので、

 

頭の中で必死で言葉を選び、整理し、

 

次の駅に止まっても変わらなければ注意しようと決め、

 

(お父さん怖いけど・・・)

 

いざ声をかけました。

 

「あんな、ここな、電車の中やからな、

 

ゲームはしてもいいねんけど、音消せる?

 

消し方わかるかな?」

 

お父さんに怒られたらどうしよう

 

それも念頭にはあったので

 

その方の「すみません・・・」にホッとしました。

 

そして、その子は素直に音を消し、

 

こちらをチラチラ確認しながら

 

引き続きゲームを楽しんでいました。

 

「えらいね」子供にはそう言ったけど

 

お父さんに「いいお子さんですね」と言えばよかったと

 

後から気づき、また後悔しました。

 

こうして注意する方も決して頭ごなしでなく

 

なぜダメなのか伝え(それは本当は両親に任せたい)

 

もっと町で子供を育てるという

 

風潮を取り戻したいなあと私は思います。

 

 

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